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[ニューヨーク 23日 ロイター] 米原油先物は23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、一時1バレル=100ドルを上回り28カ月ぶり高値を付けた。リビアの反政府デモがサウジアラビアなどの中東産油国に飛び火することへの懸念に押し上げられた。
米原油先物4月限は一時、100ドルの大台に乗せ、2.8%高の98.10ドルで終了した。
北海ブレント先物は111.25ドルと2008年8月以来の高値となった。
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【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク金融市場では、産油国リビアの情勢を背景に、安定供給への懸念が広がる原油が引き続き値上がりし、代表的指標であるWTIは一時、1バレル=100ドルちょうどまで上昇した。100ドルの大台に乗せたのは、2008年10月初め以来、約2年5カ月ぶり。また、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産とされる金が上伸する一方、株式相場は大幅続落となった。
反政府運動が拡大するリビアでは、軍・治安部隊による武力弾圧も激しさを増すなど情勢が緊迫化。同国からの原油供給停止や他の中東産油国への混乱波及が懸念される中、原油相場はロンドン市場の代表的指標である北海ブレント先物が2年半ぶりに1バレル=110ドルを突破。ニューヨーク市場でも上昇の勢いは止まらず、WTIの中心限月4月物は前日終値比2.68ドル高の98.10ドルで引けた。
混迷する中東・北アフリカ情勢を受け、金融市場ではリスクの高い資産から金などの安全資産に資金を移す動きが加速している。金先物相場の終値は前日比12.90ドル高の1オンス=1414.00ドルと、年初に付けた史上最高値(1422.90ドル)に迫った。
一方、株式市場では、原油高による世界的な景気減速への懸念が強まり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は、前日終値比107.01ドル安の1万2105.78ドルと2日連続で100ドル超の下げとなった。
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【カイロ時事】中東の衛星テレビ局アルジャジーラが23日報じたところでは、混乱の続くリビアの最高指導者カダフィ大佐の長女アイシャ氏が乗ったとみられるリビアの航空機が同日、地中海のマルタの空港に着陸を試みたものの、マルタ当局に受け入れを拒否され、リビアに引き返した。
アイシャ氏は弁護士で、8人いるとされる大佐の子供のうち唯一の娘。反政府騒乱でカダフィ体制が崩壊に向かいつつある中、一族からもリビア脱出を図る動きが出始めたようだ。
一方、レバノンのラジオ、ボイス・オブ・レバノンは23日、大佐の五男ハンニバル氏のレバノン人の妻ら一族数人を乗せたプライベートジェット機が、ベイルートの国際空港への着陸許可を求めたが拒否されたと報じた。同機が最終的にどこに向かったかは不明。
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【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は23日、サルコジ仏大統領やメルケル独首相が求めている対リビア経済制裁の早期発動を協議した。EU筋は「各国は一段の措置に向け極めて前向きだ」と述べ、カダフィ独裁政権の資産凍結や渡航禁止などで近く合意可能との見方を示した。
ただ、リビアには推定5000?1万人のEU各国国民が滞在している。EUが制裁を発動すれば、リビアは対抗措置としてEU市民の出国を阻止する危険もある。同筋は「事態の進展を見極めながら早期に(制裁を)決断したい」と語った。
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【ニューヨーク時事】国連安保理は23日、北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが同国の新たなウラン濃縮施設についてまとめた報告書を公表するか協議したが、中国が公表に反対し、結論を先送りにした。複数の安保理筋が明らかにした。
同筋によると、多くの理事国は会合で、報告書を公表することで全ての国連加盟国が制裁履行の徹底に役立てられると主張。しかし、中国は公表すれば北朝鮮を刺激し、6カ国協議の再開に悪影響が出るとの立場を譲らなかったという。
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